最近はハンドメイド関連のブログや本を読んで、情報収集を行っています。時間さえあると、フリマアプリやハンドメイドアプリでディップフラワーの作品を調べてしまうのですが、今日読んでいた本に気になる記載がありました。
他の作家をリサーチした結果をまとめたあとに、今後の私の方針について書いてみました。
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ディップフラワーの他の作家をリサーチした感想
売れている作品の特徴を考える
「ヒルナンデス!」の番組で出品先としてラクマが選ばれていたためか、フリマアプリは最近、ディップフラワーを始めたばかりの方の出品が増えている印象を受けます。
ワイヤー形成をよく見てみると、あまり綺麗と言えない作品もあったり。(人のことをとやかく言える立場ではないのですが…笑)
ただ、売れているかどうかは作品の出来よりも、
- 作品の色遣い
- 購入者が写真を見て抱くイメージ
の方が大きく影響していそうだと思いました。
出品一覧を見た時に、「綺麗だなぁ」と思えるような色遣いや写真を載せている作品は、写真の接着剤が少しはみ出してしまっていたり、ワイヤーの形が歪んだりしていても買い手がついていました。
(ただ、そういう作品の場合、売っている金額は高くても1000円ちょっと、大抵は1000円以下でしたが)
「ミンネ」のようなハンドメイドアプリだと、ハンドメイド作品に特化しているだけあってフリマアプリより質の高い作品が多い印象を受けました。
アクセサリーの場合、着用写真があった方が売れる?
ハンドメイド作家の方が書かれているブログをいくつか拝読させていただいているのですが、「ハンドメイドアクセサリーは売る場合は、着用写真があった方が売れやすい」という記載を何回か見たことがあります。
確かに着用写真があった方がイメージしやすいので間違ってはいないと思うのですが、個人的に何日かサイトを眺めた感想としては、
「着用写真がなくても買いたいと思うアクセサリーと、着用写真がないと買うのをためらうアクセサリーの2種類がある」
ということです。
白、黒、青、など、単色で着用をイメージしやすいアクセサリーであれば購入しやすいのですが、色が何色も使われていたり、形が独特だったりすると、アクセサリーだけを見て購入するのは躊躇われました。
アクセサリー自体が少し気になっても、自分に着こなせる自信が持てないものは、手が出しにくいんです。
あと、綺麗な女性が着用している写真があるものも思わず購入したくなりました。これはずるいです!笑
服とかもコーディネートされて、おしゃれな場所を背景に(ただ、モデルにピントが合っているので風景はぼやけてしか見えない)撮られた写真が載っていたりすると、自分も写真に載っているようなおしゃれ女性になれるような気がして、買いたくなってきます。
どうやってそういう写真を撮られているのか、すごく気になります。
作家さん自身がモデルをやっているのでしょうか。それとも、今は副業ブームで副業のモデルさんもいらっしゃるということなので、手ごろな価格でお願いされているんでしょうか。
アクセサリー1つあたりの単価を考えると、限られたデザインのアクセサリーを大量に売っていない限りモデルさんに頼むのは経費がかかり過ぎると思うので、おそらく作家さん自身か知り合いの方にお願いされているんでしょうね。
買いやすい価格帯
漠然と、「高級路線にして、アクセサリー1つあたり3000円くらいで売りたいな」と考えていたのですが、購入者目線で見るとアクセサリーを買いやすい価格帯は1000円~2000円のような気がしました。
リサーチのために他の作家のハンドメイド作品をいくつか購入してみようと思っているのですが、1000円ちょっとくらいの価格だと、その作家さんのことをよく知らなくても「あっ、これ可愛いな」という軽い気持ちで買えます。
原価から売る価格を設定するのではなくて、売る価格の1000円~2000円から、原価を計算した方が良さそうだと思いました。
上級者であれば、初めて購入する方向けの手ごろな価格作品と、リピーターの方向けのちょっと高価な価格作品で分けるのでしょうが、出品さえしていない私としては、まだまだ遠い世界のお話です…。
今後はディップフラワーのアクセサリーはリサーチ対象外にすることに
話は最初に戻りますが、ここ数日間ディップフラワーのアクセサリーを中心にリサーチしてきたのですが、今日で辞めることにしました。
試しに他のディップフラワー作家の作品を購入してみたいな、とも思っていたのですが、それもしません。
「確実に稼げるminneハンドメイド副業入門(ソーテック社、大嵜幸子著)」を読んでいたところ、無意識の盗作について触れられていました。
ハンドメイド作品を出品する以上、オリジナルの作品でなくてはなりません。他の作家の作品を故意に盗作するのは論外ですが、盗作するつもりはなくても無意識のうちに似たものを作ってしまうこともあるそうです。
確かにアクセサリーの場合、使用する部品は皆さん同じような場所で購入していると思うので、その作品を全く知らなくても、作ってみたら似ていた…というのは十分ありうることだと思います。
ディップフラワーも、元にするのは花であることがほとんどなので、モデルが同じである以上、ある程度は似てしまいそうです。
見たことがない作品だったら盗作だと疑われても否定のしようがありますが、見たことのある作品だったら言い逃れはしにくいだろうな、と思いました。
あと、他の方の作品を見ることでデザインを自由に発想することが難しくなると思ったので見ないことにしました。
【例】
- 「〇〇を作ろう!」と思っても、「そういえば似た作品見たことあるな…」と少しでも類似性があると思い立ったデザインのものが作りにくくなる。
- 素敵な作品を見ると、その作品の世界観に引きずられてしまいそう。
どんな有名なデザイナーでも、何かしら影響を受けた方はいると思うので、どこまでを盗作とみるかは難しい線引きだとは思うのですが…。
ハンドメイド作品を買った際に購入者が抱く印象などは体験しておきたいので、他の作家さんから勉強はさせていただく予定なのですが、自分とは分野の違う方から購入させていただこうと考えています。(出品予定のないヘアアクセサリー(ディップフラワーを除く)、シュシュ、ネックレスなどを勉強対象で考え中)
人気作家の方のホスピタリティなどを間近に触れたいです。
ユイカ